2016年7月22日金曜日

Venge ViAS のスペックをまとめてみる。

渾身のニューバイクのVenge ViASのスペックを書いていきます。
購入を検討されている方などは参考になるかもしれません。


まずは全景。
フレームカラーは『SATIN CARBON/RKT RED/LT BLUE/WHITE』
艶消しカーボン/ロケットレッド/ライトブルー/ホワイト
カッコイイですね。


逆サイド。
サドルは未調整で今はもう少し後ろで水平気味。


正面から見るとペラペラです。
出っ張っているように感じるブレーキやシートステーなんかもほとんど見えません。



コンポは話題のSRAM RED eTAP。
Venge ViASとeTAPの組み合わせを思いついたときにコレだ!と思いました。
フレーム含めてのインプレッションはまた別で書きます。


オプションとしてBlipsというスイッチを増設しています。
海外記事の翻訳であろう紹介ブログなどでBlipBoxがないと使えないと書いてあったりしますが
TTバイクなどでシフターを付けない場合は必要(BlipBoxとディレイラーをペアリングする)
なのであって、シフターとケーブルで繋げば問題なく使えます。

各シフターには2コ分のケーブルがさせるので上ハンにも増設可能です。
クランプもありますがVenge ViASのハンドルには付きそうもないw

バーテープはスペシャライズドのS-WRAP ROUBAIX BAR TAPE。
カラーはフレームの差し色に合せてティールというカラーです。
バーエンドが安っぽいのがイマイチ。



フロントディレイラー。
各社の電動パーツの中ではカッコイイ部類に入ると思います。
プラッチックが安っぽいですが、微妙にエアロを気にした形状に見えます。


リアディレイラー。
カーボンのケージにセラミックベアリングのプーリー。
ワイヤーが出ないところに最大の魅力を感じます。
この写真では分かりにくいけどチェーンステイがゴンぶとです。


クランクはSRAM参加のQUARQのRED eTap GXPモデル。170mm。
昔で言うところのアカチン○ですね。

チェーンリングは定番となった52-36T。
地味になったクランクのデザインは目立たなくて悪くないけど
チェーンリングは金属の質感に欠けるカラーでイマイチ。
旧モデルのシルバーにすれば良かったと思う。


S-WORKSのフレームにはOSBBのCeramicSpeedのベアリングが付いていますが、
今回はあえてそれをキャンセルしてのPraxisworksをインストール。
金がなかったので楽勝で鉄球ベアリングです。

TRiPEAKやWISHBONEを使ってみたかったけど
金がなかった・・・orz。
ちなみにクランク回す度になんか音してますけどね?


ちらっと写ってたのでついでにペダル。
LOOKのKeo Blade 2 クロモリ 16Nmです。
そろそろスピードプレイを試してみたかったけど
675と2台分買う金無いし、ましてやシューズを買い足すお金もないので。

フレームやコンポに合せて16Nmのレッドをチョイス。
メチャクチャ硬いので素人にはお勧め出来ません。
赤くしたいなら黄色を買って塗るのが正解。



サドルはRomin Evo Pro
Specializedグレードです。
納車の日に新しいS-WORKSグレードのが売ってあって悔しかったです。

最初はPowerサドルをチョイスしてました。が。
試乗した結果かなり良さそうな感じでしたが、アレはこれより4cmほど短い。
前乗りを多用する私には前に乗れなくなると困るのでこちらに変更しました。


上からS-WORKSが見えるのがニクいです。
フレームの赤とは色が合ってないので黒でも良かったかなぁと思いますが、
今回は攻めのカラーなのでまぁイイでしょう。



チラチラ見えてるのでスピードセンサーも紹介しておきます。
Venge ViASにはQuarqのパワーメーターをつけたのでケイデンスはそちらから拾えます。
(ちなみに最近のQuarqは加速度センサーを内蔵してるのでマグネット無しで使えます。)

で、センサーどうするかって話でGarminのケイデンス共用のヤツは廃盤で入手困難。
新型のハブに巻くヤツは見た目が好みではないし高いので却下。
スピードセンサーだけのを探すことにしました。

ボントレガーのヤツが投げ売りしてればよかったけど、店頭在庫は見当たらず。
フラッと入った近々閉店予定のショップで何の気無しにワゴンセールを漁ってると
半額でサイクルオプスのセンサーを発見。
なんとケイデンスとスピードセンサーをスイッチで切り替えられるという逸品。
エエモン見つけました。

タイラップはフレームカラーに合わせてライトブルーです。
でも、やっぱりセンサー邪魔くさいね。
ここはTREKが羨ましいと言っておこう。


ハンドル周りに行きましょう。
Venge ViASといえばあのグネッとアップライズしたハンドルが有名ですが、
アレだと2.5cmも高くなるためポジションが出せないので0ライズをチョイス。
初期装備は芯芯で42cmだったけど40cmに変更。


専用のマウントと合せて平べったくエアロ感満載。
レックマウントのパーツを使えるかと思ったけどネジの位置が合わず。
レックマウントの専用品を付けるか迷うが見た目は純正品が好み。
ただ、サイコンしか付かねーので使い勝手悪し。

このハンドルはステムの極近辺しか丸パイプの部分しかないので
ライトの取付けも困るレベルです。
一応、CATEYEのマウントは付きますがハンドルに干渉します。
ここらへんもTREKの方が気が利いてるなと思います。


ステムは初期装備は85mmが付いてましたが95mmに変更。
ハンドルを0ライズにしたことによりスペーサーを全抜きすると
下がりすぎそうだったので5mmだけ入れてます。

が、シフターとの相性か取付け位置のせいか、
思ったより下がらなかったので全抜きでも良かったかも。
ヘッドパーツ関連はかなり充実してるのでまた今度紹介します。
充実しててもコラムカットした時点でほぼ用ナシですけどね。

Madone9の場合はステム上にスペーサー詰めるので、
ここでもTREKの方が融通が利くと思います。


ステム後部です。
ボルトは前部からハンドルを貫いての二本締め。


フレームのヘッド下、フォーククラウン部分が出っ張っていて
フレームとフォークが干渉するので90°もハンドルを切れません。
輪行の時に大変そうです。
下の画像の丸いシールはキズ防止です。


フロントブレーキ。
これがVenge ViASの一番の特徴と言っていいかと思います。
Madone9のように一体型のデザインでもなく、
LOOK 795ALなどのようにフォーク内蔵でもなく、
フィンのように空力パーツにしてしまったというアイデア。


フォークには金属のマウントが埋込まれててかなり重いです。
ケーブルはヘッドを通ってフォーク内部から出てくる模様。
簡単には調整出来そうにない構造です。

このワイヤー部分の出っ張りが干渉するので
フレームを凹ましてるところにコダワリを感じますね。


フロントブレーキにはアジャスターが付いています。
一応は左右のバネの調整出来ます。



リアブレーキ。
こちらは変わった形をしたVブレーキといった感じ。
ワイヤー側にアジャスターが付いてますし、ワイヤー自体を引くのも難しく無さそう。
このバイクでワイヤーが露出してるのはこの部分だけ。


VENGEロゴのとシートクランプ。
余計な物が外に出ないのは当然の流れ。


フォークはかなり扁平した楕円形状でゴツイです。
下りで剛性感アリアリ。



このシートステイがエロいです。
エアロフレームに多い形状ですが一番ナメらかでエロい。


当然の事ながらUCIの認定有り。



このフレームにはS-Works Rib Cage II Carbonというボトルケージと
ボトルケージと一体になる工具が付属してきます。
もう一つ同じのを付けたかったけどメーカー在庫切れ。
しかたないのでライトブルーの差し色があったプラッチックのを付けておきました。
長めのツールケースを付けると傾いてくるのでイマイチ。


フロントディレイラーのケーブル用の穴。
使いませんのでふさがったままです。


リアディレイラー用の穴。
ここは何も付いてないそうなので穴が空いています。


なんかに付いていたというキャップを付けてもらいました。
これで雨が降っても中にはほとんど進入してこなさそう。

あ、スプロケはSRAM のPG-1170というFORCEグレードの11-25Tです。
メッキ仕上げですこぶる安っぽいです。

残念なので詳しく触れてませんがホイールは手持ちの3T MERCURIO 40 LTDです。
ええ、お金がなかったんですよ。


まとめます。

フレーム:S-Works Venge ViAS Module
ハンドル:S-Works Venge ViAS Module
バーテープ:Specialized S-WRAP ROUBAIX BAR TAPE
ステム:S-Works Venge ViAS Module
サドル:Specialized Romin Evo Pro
シートポスト:S-Works Venge ViAS Module
ブレーキ:S-Works Venge ViAS Module
ブレーキシュー:SwissStop FlashPro Yellow King (3T)
ブレーキワイヤー:SRAM RED eTap Set
シフター:SRAM RED eTap Shifters
             :SRAM eTap Blips 150mm
フロントディレイラー:SRAM RED eTap Front Derailleur
リアディレイラー:SRAM RED eTap Rear Derailleur
クランク:SRAM RED Quarq Power Meter
チェーンリング:SRAM RED 52-36T
BB:Praxisworks CONVERSION BB OSBB
チェーン:SRAM RED 22 Chain
スプロケットSRAM PG-1170 11-25T
ペダル:LOOK Keo Blade 2 Cr 16Nm
ホイール:3T MERCURIO 40 LTD CS
Fタイヤ:Continental Grand Prix 4000 S II Tubular 22C
Rタイヤ:SCHWALBE ONE Tubular 24C
ボトルケージ:S-WORKS RIB CAGE II CARBON
                   :Specialized ZEE CAGE II SIDE LOADING LEFT DT




気になる重量は7.7kg。
サイコンマウントとボトルケージ×2、スピードセンサー付きです。
一部ケチってるけどトップグレードをブチ込んだ割りに重すぎwww


ランキング参加中です!
ブログ更新の励みになりますので
↓↓↓ポチッとお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村

6 件のコメント:

  1. おはようございます!

    フレームカラーええですね、カッコよいです\(^o^)/
    白飯三杯くらいイケそうですね(^ω^)

    7.7kgなら登りもボチボチな気がしますが、またどんな感じか教えてください。

    返信削除
    返信
    1. フレームカラーは自分的には挑戦でしたがいい仕上がりになりました。
      レッドがオレンジの蛍光っぽくてデーハーです。
      似合ってないとのもっぱらの評判ですがw

      登り全然悪くないですよ。よぉ進みます。

      削除
  2. 満を持して登場したS-WORKSトップグレードのエアロフレームだけあって最新ギミックを惜しみなく投入しているって感じですね。
    ハンドルバーとかブレーキとかとことん空力を追求しているプレミア感があってこれぞエアロフレーム!って感じです。
    私のNOAH SLはその辺は汎用パーツばかりなのでイマイチ特別感に欠けます。パーツ交換しやすいのは利点ですが。
    しかしVengeViASはエアロを追求した分重い!という評判でしたがそれでも7kg台にまとまるんですね。RED eTapのおかげでしょうか。
    これなら平坦最強なのは勿論として登りも難なくこなせそうですがエアロを追求したフレームがヒルクライムで如何に走るのか興味津々です。私のNOAH号は乗り手の所為かもしれませんがヒルクライムではイマイチなのでw

    返信削除
    返信
    1. NOAH FASTはエアロ的に攻めてたんですけど、評判良くなかったんでしょうねぇ。
      エアロフレームだからと言って登らないなんてことはないと思いますよ。
      サイズ的にジオメトリが悪いかポジションがとか実は中華のバッタモンとかじゃないですか?

      削除
  3. なるほどe-TapからのVengeViasでしたか。
    これならエアロフレームの不安を一挙解決ですなぁ。
    重い言うても僕のDOGMAと変わりませんし、けっこう登るのでは?

    返信削除
    返信
    1. Venge ViASとeTAPの組み合わせを思いついたときにコレだと思いましたね。
      フレームフォークで1.5kgあってステムも重い675より
      コンポは軽くなってるはずなのに1kgほど重いってどうなってんの?と言いたいです。
      重量とは関係なく良く登りますよ。特に緩斜面は。

      削除

コメント投稿出来ない場合はコメントの記入者の『名前/URL』選択してください。
匿名での投稿はキライなのでお断りです。